2013年03月07日
旅路の門。
昨日、石垣空港は最後の日を迎えた。
大きなザックを背負って、何十回も降り立った空港だ。
15歳で初めて八重山を訪れて以来、
毎年通うようになって、もう20年が経った。
かつては具志堅さんの等身大パネルが迎えてくれた空港。
タクシーの運ちゃんが、山にかかる雲で離着陸を占った空港。
台風の混乱の中、4桁のキャンセル待ち番号の整理券を渡された空港。
「桟橋まで」
空港に降り立って、その空気にざわめく心を抑えつつ
何度そう言ってタクシーに乗り込んだだろうか。
僕の旅する人生は、この空港から始まったと言っていい。
我が青春の門戸。
ありがとう。
Posted by Sinh at 09:32│Comments(0)
│オキナワ
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